七人の侍』のラストシーン。
僕は過去、愛北片田舎でこの表情を何度も何度も見てきた。
解らないヤツは何度観ても解らないと思うようになったよ。残念だ。


僕が女性だったら・・・
これまで何度も考えてきたが、やはり解らない。
そもそも僕なら、最初から愛北片田舎男になど抱かれる気がしない。
お金以外に得るモノが無い・・・いまや男性の僕でさえ最後の言葉を口にしてしまいそう。
でも誰かが、その役割を担ってる。その事実が哀れで悲しい。



劇中、「弱虫、侍のくせに」とゆうセリフがあるが・・・
これもおそらく片田舎者は違った解釈をしてしまうのだろうね。
そう、それ。
それを表現してあるのだけど、肝心なそれが伝わらない。


賊に連れ去られた田吾作の女房は村へ戻りたくはなかった。
女性じゃないけど解る気がするよ。
退屈な愛北男を相手に繁殖駄馬しているよりはマシ(増し)。



それでも食べてかなきゃ。それでも生きてかなきゃ。
男は飯の種、子は鎹、お前は寄生虫女。
寄生虫女の子供かと思うと思考停止したくなるよね? 
それは解るよ。 見て解る。 


銭だ車だ、カミさんだガキだ、イオンだ名古屋だ、ウホウホ喜ぶ片田舎育ち野朗。
その生き様だけは真似しちゃイケナイ。