達成 その③

今日は早起きして秋葉原で集めてきたパーツでS君とNewパソコンを作っていると郵便書留が届けられた。
コレを受け取る為にも今月は早目に東京から戻ってきたのだった。
けど、忙し過ぎてすっかり忘れてた。例の試験結果が送られてきたのだ。


もし落ちてたら、S君の前でカッコ悪いな・・・気を遣わせるのもイヤだなぁ・・・
今開ける? 後のほうがイイかな? そうS君に問いかけると凄く気になる顔丸出しで「お任せします」とのコト。ま、いっか。開けちゃお。
少しドキドキ。落ちていた場合の表情も予め準備して開封してみると合格通知と金色で彩色されたご立派な合格証書が入っていたのでホッとして、僕の表情で展開を予測しながら神妙な顔で待つS君にニッコリと微笑んで証書を見せると共に喜んでくれた上に祝福してくれた。


試験が終わってからほとんど休み無く活動していたので結果を待つ緊張感が無く、どこかサプライズ感も加わって結果以上の高揚感を得られた。また、たまたまS君が目の前に居たので、宣言通り一発合格を果たせたコトを誇らしく披露デキたので気分も一際良かった。
『学校や塾へ行かなくても、中古の参考書だけで取れちゃったぴょん』と愛北民族への嫌味を込めて戯けて見せた。
ダイエット&筋トレ&学習+ファーム土作りに集中したキツいキツい3ヶ月間だったが全て達成した。まだ建設工事の延長戦中なので未達成ではあるけども・・・


☆☆☆ヒロ君、おめでとう☆☆☆


25年間も背負わされ続けてきた冤罪かのようなハンディがとうとう消えた。
世間とゆうのは僕の言葉は信用出来なくても国家のお墨付きなら信用出来るらしい。甚だバカバカしい。
中卒でもエリートより数倍の税金を納めきたにも関わらず、こんな紙切れ一枚に僕の信用が負ける世界が存在するのだ。
経済においても文化においても同じコトが言える。
この試験を受けてあげるコト自体、敵に塩を送っているかのようなもんでさ。
喜ぶのは僕ではなくて、これらを価値として守りたい権威どもなんだよ。
そして、肩書きと銭以外は何も無い片田舎者を好むクソ女どもからの誉れが高まるだけのコトでさ。
片田舎女からモテても何のメリットも無い。安酒場の割引券と大差は無い。要らん。
猫に小判、豚に真珠、ヒロ君に学位。



要らーん。


バカでも飯が食い易くなりブサイクでも繁殖権が得易くなる便利なチケット。それが僕の認識。
差別に抵抗を続けてきた僕の気が済むかどうかの問題であって、何も変わらない。
でも、ま、やれやれだよね。
協力・応援して下さった皆さん、ありがとうございました。


うん。
合否は別にしても、歳を取ってからの学問も悪くはないと思ったよ。
現実逃避先のようなヤリ甲斐になるようだとマズイけどさ。オススメではあります。
知識ほど軽い荷も無いので積めるだけ積んでも苦にならない。
ま、想いがあれば発する為に言葉も要るけど、生きてるだけの片田舎者には言葉など無用だけどね。
売女と繁殖するだけなら銭さえあれば十分だよ。