東京は夜の21:30

今日はハードスケジュールの1日だったにで疲れてしまい早目に帰宅した。
風呂に入ってノンビリしていると、そー言えば・・・アンの映画って、まだやってるかのかな・・・
検索してみると新宿ピカデリーで上映中。
ココからなら急いで歩けば最終上映に間に合う! 大慌てで支度して飛び出した。
本作はホームシアターで観るツモリでいたが、やっぱアンに会いたくなったのだ。
アンにあうならお洒落しなきゃ。 例の無敵ニット、堂々デビュー☆


偶然映画の日だか何だかで1,000円。ついてるな☆
何をご覧になられますか?とチケット売り場の女の子に尋ねられ、無敵のニットを着た僕が『マイリターン』と歯切れよく答えてしまったのは一生の不覚であった。
東京の映画館は名古屋や愛知のゲストとは異なりマナーが良いので静かに気分良く観られるから好き。
気が向いたらすぐソコに映画館。即サービスを受けられる幸せ。


プラダをには及ばずとも、なんとも微笑ましい物語で終始とても楽しく観られる作品でした。
やっぱアンは巨大スクリーンでも素敵なので観にきた甲斐があった。
この件はDEEPexでユックリお話ししましょう。


終劇後、ふと隣の席の足元を見るとマフラーが落ちていた。
お隣さんが女性だったのは知っていたが、映画に夢中でどんな人だったかも知らないので追いかけてあげようが無い。
拾い上げてみた。
この手触りはかなり良いモノだぞ・・・と、タグを見てみとイタリアブランド品だった。
映画館のスタッフさんに届けたのだが、僕は昨日の出来事を思い出しながら奇妙な巡り合わせに自分が試されているかのようで不思議な気持ちだった。


実は昨日、僕はストールを落としたのだ。
中古をヤフオクで売っても5万は下らないであろうストールだったのでガッカリしてしまい、ショッピングの最中だったので担当してくれていたお姉さんにダメ元で落し物係に問い合わせてもらうと、なんとその電話の最中に届けられたとゆう・・・持ってきてくれた係の紳士が、『お客様、コレを落としちゃ普通は出てきませんよ』とタグを見せて笑っておられたのだ。
その時に、面目無いと深く深く感謝した自分の気持ちをこのマフラーの持ち主も感じるコトであろうと、丁寧にたたんでスタッフさんに預けたのね。
どれほど胸を撫で下ろすコトか想像がつく。昨日の紳士のような誠実な笑顔が溢れ出てしまった。

もし顔を見ていて、目の覚めるような美人だったなら息を切らして新宿の街を駆け回ったかもしれないね。
無敵のニットを着てたので自信満々、最高にイイ男を演じられたのに・・・ねw


イイ映画を観て、イイコトして、今夜はとてもイイ気分だ。