IRA

大昔、名古屋の女に『たとえ小さくとも独立国が良い』と伝えてお別れをした。
僕の起業に干渉しようとする彼女の親族である経営者と折り合いがつかなくなったからだ。
名古屋式血縁ビジネスにウンザリさせられた。
それからブレイブハートをこよなく愛する岐阜女と再出発するも彼女は志し半ばで断念。
岐阜式裏切り処世術にもウンザリさせられた。
単身で抵抗し続け自由を勝ち取るも、最後は愛北とも袂を分けるに至った。
イヌ式寄生虫処世術にもゲンナリさせられた。


まるっきりアイリッシュ魂じゃないか。


このところアイルランド映画を続けて観てきたが・・・
あぁ、やはり土地と気質は密接な関係があるものだなと痛感させられる。
どの物語も共通して思想も恋愛観もシックリくるわ。
僕の育ちでは愛犬になれない。