性的好奇心

御茶ノ水から歩いて秋葉原へ到着。
日曜のわりに空いてる気がするのは電車の影響なのだろうか?
愛知から来ている時や成田からの帰りに寄る時とは趣が異なり時間的な焦りも無いので気分が違うのか?と思いきや、いつもはJR駅から来るが今日は繁華街の西側から歩いて来ていることも手伝って景色が違って見えた。
ニューヨークやパリのホコ天には遠く及ばない気がするのは屋台の有無だろうね。


買物はパソコンやiPadの周辺機器と映画専用の高解像度モニターを視察に。
いくつかDVD屋さんも回ったが愛知のお店と違ってレアなタイトルが多いこと多いこと。
本屋さんもそうですが、興味のキッカケってあると思うのね。
いくらパソコンの情報時代とはいえ、何と肩がぶつかるか?って…TVやネットでは大きな流れで同じ方向へ仕向けられてしまうと思うの、そこへきて実店舗は独自の売りや店主や販売責任者の個性があるので偶然の小川と出くわし易い。
実は三省堂本店さんでも、お目当以外にコアな書物も買ってしまって…重い重い。
この余計な買物こそ豊かさであろう。


そんなこんなで秋葉原での買物を終えてぶらぶらしていると薄暗くなってきた。
早目に戻って新宿で服でも見ようかと路上喫煙禁止条例を潜り抜けた路地裏の隙間で一服していると…


ま…マリオがイッパイ…。
目の前のガソリンスタンドがマリオカートのピッチへと変貌していた。
僕もルパンSSKを所有して公道を走らせたりもしているので人のコトは言えないが、衣装までヤルか…しかも全員マリオで…アッパレだ。


また、どう見ても10代であろう女の子が片田舎者に似たダサ系小肥り男性らに…
「⚫️⚫️にページあるから。ぜったい登録しといてよね! じゃあね‼︎」
「ありがとうございます!頑張って下さい!」
颯爽と立ち去った彼女を尻目に彼らは…
「ほんと頑張ってるよなぁ、凄ぇよなぁ」「うんうん」など大真面目に彼女について語り合い始めたので観察していると、本気で彼女の未来を支えてゆく方向で彼らの意見は一致した。
どう見てもモテそうにもない片田舎者と風貌が似た30前の若者達。
そうだ、久しぶりにアダルトショップへ行ってみるか! …と、彼らの生き様を見て何故だかそう思い立った。
もぅ何年も性に対して飢えるとか遊び心が湧くとか、そうゆう感覚から遠ざかっていたので彼らを見ていて思い出したのかもしれない。8時を過ぎると開いている店も限られてくるのでちょうどイイ。
気が向いた、行こう行こう。


5年ほど前かな、片田舎メンバーと秋葉原のアダルトショップで当時の彼女にお土産を買ったコトがあった。
駅前にあるのでおそらく知名度があるお店であろう某アダルト店へ再来してみると…今となってはその方面に疎くなった時代遅れの中年は驚かされた。
電子機器の進化も早いが、それに負けず劣らずエログッズの発展も目覚ましいものがあるな…。
僕も何年も前までは月並みに使って楽しんでいたコトがあったが、僕が想像していたレベルと全く違っていた。

まるでブランド店ではないか…。
情報によると売れているそうだ。人気商品とやらをネット検索してみるとレビューの質量に驚かされる。
若いお一人様女性がかなり多いのよね、しかも所謂自慰グッズを真剣に選んで回っていたりして…
明らかに女性向けブースが増えている。
う〜ん、そっかぁ、情報社会でこれほどポルノが氾濫するとセックスレス男性が増えてしまうので女性用自慰グッズが求めらるとゆうことなのか?…ねェ。
さらに外人が多い多い。白人もアジア人も中東人もニタニタと…。
昔はさ、海外の島などへ行くと必ずそうゆうお店があってさ。そこはたいてい日本人男性で埋め尽くされていたものだが、今は外国人が日本のアダルトショップを埋め尽くしている。
ともかく見たこともない精巧な製品の数々に目移りして性欲よりも物欲が先行してしまった。
僕も買っちゃった💓 エへへ😅
意欲や肉体は衰えても攻めの気持ちは忘れちゃイケナイと責めの道具を数点購入すると、さっそくメール配信して供給先を模索してみたが…コチラが思うほど先方は萌えていないようであった。
モノゴトには順序があるのでこの場合は先事買いも甚だしい。ある意味すでに僕の自慰。
独身を貫く僕はマンネリとゆうものと縁遠く、なかなか自然に使用する機会は少ない。
いぁ、不自然な時間を作ることもまた創作であろ……ま、いっか。


そしてDVD屋さんへ。
おぃおぃおぃ。なんなんだこの物量は💦
僕ぁホント、この類の場所へは10数年ぶりなので…完全に浦島太郎やなぁ。
ポルノはネットで観るモノに変わったのだと思っていたゾ…。
おぃ!オッさん! アナタ…
買い物カゴまで持って…20本以上はありそうなのに、まだ買い足すツモリかぃ!
若い兄ちゃんらも、金無さそうな服装してるわりに凄い消費意欲やなぁ…。


価格もビックリ。
2500円〜3500円が相場で、どうゆう基準か解らないが中には万単位のモノまで。
チョット待って欲しい。
素晴らしい映画監督や俳優が凄まじい予算と機材で手間をかけて作った作品が500円で売られているのに…
そこらの姉ちゃんがヒィヒィ言ってるだけのホームビデオが1万円とは…どぅゆうコトやねん??
こともあろうに排便映像に3000円て…労働の対価を何だと思ってやがる!
労働の対価の対価がウ◯コかぃ!!!!


口直しにと新宿を歩いた。
業界は離れても土日に人のお洒落を見るのは好きです。
土日にしか見れない人の姿があります。
そうそう負けないカッコで歩いているハズですが、どこかモノ足らない。
東京は夜の9時。早くミーコに会いたい。