予定調和

今日は例の木材へのペンキ塗りの仕上げをした。
残すところ小口だけだとナメていたら・・・めちゃくちゃ時間がかかってしまった。
仕上がりはまぁまぁ。下手なプロよりは上手な素人v


とうとう、アジサイは咲かなかった。
昨年、僕のミスで枯らしてしまったアジサイを何とか復活させるに至ったがお花は咲かず終い。
お世話になった女性からの頂き物なので大切にしたいと基地の一角に特設花壇スペースを作って取り組んでいたが、屋内の観葉植物もそうだけど植物とゆうのは不思議なもので・・・何かしらの暗示を感じさせられるコトがある。
しかもけっこう当たるんだ。
想いとゆうのは身勝手なもので・・・想いの無い代物を想いが込められているかと大切にしているところで気がつけば虚しさばかりとゆうこともしばしば。
ま、片田舎者から頂いたモノほど虚しく感じさせられるモノはない。まさに心なしかな。


ウォーキング中に、いつも同じ場所で同じコトにきがつく。薄暗がりの歩道になぜか『舞茸』が落ちてんの。
折り返し地点を回りちょうど息があがってくる辺りの場所で、狭い歩道を早足で歩いているのでいつも足を止めるコトなく過ぎてしまうのだが・・・
やはり、あまりにも場違いで不自然な舞茸が気になって昨夜は止まって確認してみたの。
顔を寄せて、よーく見てみるとアジサイだった。
良かった。これが舞茸だったら・・・それはそれで新たな悩みを抱えてしまうところだった。
何日も何日も不思議で仕方なかった。
なぜ、こんな人通りさえ無いような田舎道に舞茸が・・・上を見上げると確かに歩道脇の垣根から確かにアジサイの枝が出ていたので安心した。


で、帰り道を歩きながら先に記した花の無いアジサイのコトを考えていたの。
思考の最後は、人は変わらないなぁ・・・と。


何一つ変わらない片田舎者に危機感を覚えて、変わらなきゃ、変わらなきゃと焦らされ常に変わり続けてゆく僕。
変わり続ける限り変わっていない。
僕が変わるには、変わらない僕になる以外に変わる方法が無い。
片田舎者が変わってくれさえすれば、僕が変わなくとも済むのだけれども・・・
それを求めてしまうと、また絶望感に苛まされてしまうので期待しない。


片田舎では相変わらず、一方的に物質を投げつけられて過去に感謝しろと強要されているかのような感覚は抜けない。
連中と共有するコトがデキるのはいつも過去で、いつまで経っても未来は無い。
薄明かりに照らされる漠然とした未来、薄暗がりに待っているのはボンヤリとした不安。
何の魅力も取り柄も無い連中が、ただでさえユルユルと怠けて育ってきた片田舎女を楽させてあげたいとか・・・
貧困な発想で抱いた希望を叶えたところで・・・そりゃ、お先真っ暗やわ。